厨二病日記

取り敢えず患った不治の病が厨二病でよかった Twitterは @Pott0N_mush

【雑記】もうすこしがんばりましょう

新年会の撮れ高全くなし。

 

驚く程につまらない会合、いくら企業勤めとは言え流石に悲しい。理系企業で飲み会はダメですね。仕事も面白くないのにこれはひどかった。

 

初詣の話をしようにも間が取れなかったからお蔵入りにしようかと思っていたが、結局初詣の話をすることになるわけだ。

内容的には日々の徒然なのだが、タイトル見返すと"なんか偏ってる感すごいな"って思ったのと同日の出来事ではなかったことから雑記にする。

 

先日、毎年恒例のお伊勢参りを済ませてきた。

1/14、長い記事を投稿した日のことだ。その事も初詣の話をお蔵入りにしようと思った理由になっている。

 

私は毎年混雑を避けるため一週間遅れで伊勢神宮に行くのだが(これが偶然にも毎年成人の日になる)、やはり、日本有数クラスの神社だけあって内宮は大盛況だ。主に新成人や土日休み祝日無視の企業であろう会社の役員っぽい人、老夫婦、ひたすら五円を入れてそうな女の人、 なんの神様が祀られてるのか分かってなさそうな人等とすれ違った。

 

ただ、この日ばかりは他人に厳しい心を持つ訳にもいかなかった。何せ日本国を守護する神様である天照大神の御前に立ち、欲望を顕にする日だ。それだけでも卑しくもある行いなのに、参拝の在り方を指摘して他の人ではなく私こそが幸運にと言うのはあまりにもはしたないと言えよう。

 

さて、先に毎年恒例などと記したが、恒例になったのは最近のこと、お伊勢参り自体は四度目だ。初詣を通して私が感じるのは、ずばり幸せを願う人の多さだ。初詣に行かない時期が長い人生を送ってきたこともあり、正月の神社にこうも沢山の人が居るとは思わなかったから尚更だろう。

 

成程、天運貧しく孤独を生きる羽目にもなろう。初めて訪れた年は強くそう感じさせられた。因果は応報するもの、僅かでも猛きものに劣る所あれば遅れるは必然のことわり…。

なにせ人には常に人の操れない力が作用しており、それが生まれや出会う人の質を左右している。それは揺るぎなく明解な事だろう。

だからこそ力あるものに悪性を見出そうとするルサンチマンはやはり捨て去るべき(操れない力に認められない要因になりうる)もので、私達は力あるものが知る人の操れない力の掴み方こそ探し求めていかなければならないのだ。

 

初詣に参るたび、こうした思いを確認できるのは私にとって重要な事のひとつといえる。

 

あまり長くなっても【雑記】とは言えなくなるので唐突だが最後に、伊勢神宮周りのメシの話でもしよう。

伊勢神宮周辺には伊勢うどん松阪牛、揚げ物露店、和菓子などがあり、今回は内宮からおかげ横丁へ向かう入口にある土産屋の二階でカレーを食べたのだが、これがなかなかに普通のカレーであった。

 

ちなみに前三回は全てラーメンだ(参る前に伊勢うどんを食べたこともある)。伊勢神宮に参ってラーメンとはいかに?と思う方も居るだろう。

だが聞いて欲しい先述の通り松阪牛の店が多く、美味そうなものと言うとどれもとても高いのだ。基本的に私は参り終えてからご飯を食べるので財布に金はそれほど残っていない。ラーメンの手軽な価格は救いなのだ。

 

一年目、二年目は「ラーメン市丸」というお店に入った。

このお店は内宮からおかげ横丁を通り五十鈴川駅に向かう場合、おそらくメインストリートになる通りに面している。

そのわかりやすい立地から右も左もわからない上に、財布の中身もそれ程無かった私に丁度よく吸い込まれるように入ったものだ。

ラーメンはと言うと、透き通るようなあっさりしたスープに細くも弾力のある麺が上品の一言、さらに追加の出汁のようなものが付いておりスープの味を変えることで二度楽しめるのは食べていて面白い。

「これが伊勢の海か…。」

出汁投入後はそんな一言が漏れる良質なラーメンだった。(最後に食べたのは二年前ですが。)

 

三年目は「横丁そば 小西湖」に入った。

「贔屓」を作るのに憧れていたのでその年も市丸に入ろうかなと思っていたのだが、もう少しぶらぶらしてみるかと歩いてみたところ、横丁の辺鄙な所を指す矢印のラーメンの看板を見つけたのだ。

こんな奥まったところに、と進んだ先のラーメン屋が「小西湖」。半屋外っぽかったと記憶しているが、それは少し曖昧だ。

 

肝心のラーメンはと言うとなかなかに素晴らしかった。「焼豚満開」を頼んだのだが、見た目のボリューム感に比して、あっさりしており食べやすく、しかしながら塩っぽさ、旨味を確り含んでいた。

売りの焼豚はそれこそ物凄い量乗っているのだが、所謂厚切りチャーシューと言うよりは生ハムのようで食べやすさを後押ししていた。

 

いずれのラーメン屋も最近流行りの「家系」や「ドロドロスープ」、「二郎系」などに分類されず。インターネット的に言うと「意識高い」寄りではあったが味は確かで、前述のタイプが好きな人にはボリューム面で不足はあるかもしれないがオススメだ。

 

是非、伊勢参宮の折には食べてみて欲しい。

 

 

…こんなところで今回はおしまい!それじゃ。