厨二病日記

取り敢えず患った不治の病が厨二病でよかった Twitterは @Pott0N_mush

アニメ、漫画感想集

一作品300文字以内を目標とする!

最近観たアニメと漫画の感想です。順番は適当。アニメは流し見、じっくり見振り分けるけど優劣では無い。

☆アニメ

・カノジョも彼女

(流し見用)

素直過ぎる主人公が正々堂々二股するラブコメ

ギャグアニメなので勿論流し見推奨。登場人物全員奇跡的なまでにバカなので、通常有り得ないやり取りが頻繁する。それがとても楽しい作品でツッコミが声の通る佐倉綾音さんなのも高ポイント。お笑いにおけるテンポの大切さを実感できたりするかもしれない。

 

小林さんちのメイドラゴン(シリーズ)

(流し見用)

小林さんがメイドでドラゴンの女の子と暮らす話。

観たけど特に何も無いので流し見推奨。Twitterとかでは評判ありだったけど、なんもなくて可愛いみたいなタイプなので、入社直前の暇つぶし用だったなという感じ。BGMとしてはあり。新しいのが出ても自分は観ない。

 

死神坊ちゃんと黒メイド

(流し見用)

触れたものを死なせてしまう坊ちゃんとメイドの生活の話。

一応呪いが話の軸になっているけど、話しに大きな起伏がある訳でも無いので流し見用。これからというところで最終話だったので、これからだと思う。何気にCGアニメなので得手不得手もあるかもしれない。個人的にお絵描き好きだから、流し見用としておきながらも斜めの顔を止めてじっくり見たりした。

 

かぐや様は告らせたい(シリーズ)

(流し見寄り、じっくり見もあり)

プライドの高い両思いの二人が相手から告らせたら勝ちってバトルしてる話。

話題になって映画にもなっただけあって当然の様に面白かったです。ただこの作品にはずる賢いところがあって、それは、巧妙に設定で目新しさ(インパクトの方が正?)を出してるのに対し、四宮かぐやというヒロインはドテンプレもいいとこの古き良きツンデレ売れ筋ヒロインなところです。なるほど、売れるわけだと思いました。作者さんは天才です。

 

・魔女の旅々

(流し見寄り、じっくり見もあり)

魔女の冒険譚に憧れた秀才の魔女が自身の冒険譚を作るため旅する話。

これはまず主人公が可愛いです。また、冒険譚に記録する話しを探して旅しているだけあってエピソードが確り固まっています。話が転じる時、展開予想が合っているかなとか、結に至った時、この話のテーマ、メッセージはここかなと考えると楽しめると思います。それをしないと単調。

 

・探偵はもう死んでいる

(じっくり見)

探偵の助手だった主人公が再び探偵の助手になる話。

話の構成が結論から入るタイプですが、推理物ではないです。観てから日が経ってるからあったかもしれませんが主人公が選ばれた理由に文脈がなかった気がして(巻き込まれ体質だったか?)そこは微妙な点ですが、伏線や引きが確りしていたので最後まで観てしまいました。ただ、熱量があるうちに二期が来ないと続きは観ないかも。ヒロインが主人公のことキミって呼ぶのよすぎる。

 

無職転生

(じっくり見)

無職が転生する話。

個人的な転生物への偏見として、そもそも物語が始まる頃には成人していて実質召喚に近く、前世で社会的地位等の関係から持て余していた力が偶然めちゃくちゃ生きる世界に転生し、無双するもの。と言うのがありましたが、この作品は違ったので、最近毎週の楽しみです。

第一に作る時の考えが恐らく、異世界→人物なのかなと思うくらい異世界の文化はこの世界と違う、という事を細かく描画しています。そして主人公も、引きこもり無職がせいぜいできる程度の転生による人生効率化しかしていない辺り高ポイントです。これからも確り観ます。

 

・見える子ちゃん

(流し見用)

怖いものが見えるようになった女の子の話。

The流し見という内容。ホラーではあるが、ホラー要素もそんなに怖くない。正直、作業用BGMと言って過言ではない。強いて言うなら邪魔にはならない。あと構図考えてる人がエロいね。

 

Sonny Boy

(じっくり見)

夏休みに異次元に漂流した少年少女がそれぞれの生き方を模索する話。

これは非常にモヤモヤした。映像が面白いかというとそうでは無いし、考えて観て自分なりの解釈をしないとダメなタイプ。クリエイターが仕掛けて来てる系のやつです。個人的には主人公の進歩が、起きた事に対してとても小さいようにも思いました。他にも自分に当て嵌めて考えたり、主人公達以外の選択とその先を思ったりして味わう感じだと思います。ラジダニの選択がやっぱり一番好きかな。面白い作品の受け取り手なだけのアニメ消費者には10/10面白くないです。オススメは出来ません。

 

86ーアンダーテイカーー

(じっくり見)

戦闘区域86区の奴隷少年兵団に色々起こる話。

これ好き。自分は奴隷って思考体系が単純で、生きる為に群れて、排他的になって、小さいけど強い誇りを持つ傾向にあるという偏見を持っているんだけど。それがどうしようもないくらい主人公達に当てはまっていて、だからこそ彼らを救おうとする周りの豊かな大人達の言うことも理解出来て、それでも状況が主人公達を正義のように見せているストーリーが本当に好き。色々あるが集約させると、自分の人間観が作者とほぼ同じだから意図がめちゃくちゃ伝わってきて気持ちいいです。他の人は知らないのでオススメはしません。

 

・吸血鬼すぐ死ぬ

(流し見用)

すぐ死ぬ吸血鬼とヴァンパイアハンターが暮らす話。

ギャグアニメなので流し見なのは然るべきこと。個性的な吸血鬼がいっぱい出てきてくだらなくて楽しくはあります。実はめちゃくちゃ絵が整っており、特に塗りは配色や影の置き方等、おお…となったりします。アルマジロが可愛い。

 

ヴァニタスの手記

(流し見、じっくり見もあり)

ヴァニタスが吸血鬼の病気治してく話。

観始めてから気づいたけどこれは、…女の子向け作品です。とはいえ古来そう呼ばれて来たDグレとかREBORNよろしく内容があるんですけど。パッと思い出せる感じジャンヌが可愛かったことと、気持ち悪い博士がいた事しか思い出せない。分割2クールらしいので2クール目を見たら思い出すかも。

 

☆漫画

・五等分の花嫁

五つ子と恋愛する話。

アニメから入ったからアニメに書こうかとも思ったけど漫画で最後まで読んだから漫画。正直、一気に見たからか今思うとあんまり語れないです。定番の話題はどの子が一番だと思うかだと思うのでそれだけ書いとくと、三玖です。陰キャオタクなので最初に心開いて助けてくれた子が一番ですね。

 

・マッシュル

筋肉で魔法の世界をごり押す話。

ギャグ漫画にバトル要素って感じですが、結構本格的に戦います。多分つっこんだらいけないんだろうけど、マッシュがやれることは普通に筋肉の範疇を超えており、それでいて何故か痩せマッチョ陰キャです。いや、だからといって超兄貴みたいな主人公に出来ないのは流石に理解できてはいます。この作品は、余程暇ならどうぞくらいのオススメ度ですね。

 

・怪獣8号

怪獣が出る日本で討伐隊員を目指すおっさんが怪獣になっちゃう話。

Twitterの宣伝で切り抜かれていた怪獣になった直後の用の足し方が分からないコマが、変身系のリアリティとして心に引っかかって読みました。実際はすぐに変身を制御するので、主人公が「怪獣変身」のスキルを持ったバトル物に収束します。主人公に怪獣が宿り、討伐隊の制服とも適合しない伏線を回収し始めるまで流し読みかな。

 

・葬送のフリーレン

勇者と旅したエルフの魔法使いが、勇者との旅をなぞる話。これも広告が気になった漫画の一つ。最新刊まで読みましたが、一番面白いのは一巻かなと思っています。個人的な解釈ですが、エルフが長寿で、人と思い出諸々を共有できない事の表現こそが、この作品の人を集める核なので、どうしても一巻のそこを見終えた後に関心が向きません。その後冒険が始まった。で終わる読み切りでも充分だと感じました。

 

・ブルーピリオド

何も無かった主人公が芸術に触れて、東京芸術大学を目指す話。

私はこの作品を教科書に載せた方がいいと考えます。それというのも、主人公「八虎」の選んだ生き方は、今後戦争でも起きない限り、人として最高の物だと思うからです。八虎というキャラは勉学に励むことへの抵抗がなく、しかも人の心を慮って振る舞える「現代日本社会人の天才」みたいなキャラなのですが、その人生が芸術に触れて明らかに鮮やかになる様は、私が個人的に否定したいものを否定してくれてる様で、とても心地いいです。

八虎の変化の好例を一つだけ挙げるとすれば、彼の勉強が「メリットがあるし、楽しいと感じるから漫然と学ぶ」から「やりたい事があるから、知りたい事ができて学ぶ」という、本来在るべき順序に変わった事でしょう。勿論この他にも、素晴らしい変化が彼に訪れます。最高です。

未来、漫然と人生を消費する子供を減らす為にも、せめて全国の図書館に置いて欲しいと思います。

 

・爺さん婆さん若返る

爺さん婆さんが若返って愉快になる話。

基本的に山なし落ちなし意味なしの日常系です。若返って馴れ初めをもう一度なぞるなどして、人物像が深堀りされていたり、若かりし頃のエピソードが古めかしかったり見所はボチボチあります。あと、絵が綺麗で孫が可愛い女の子だけなので可愛い密度が高いです。

 

SPY×FAMILY

スパイと暗殺者と心を読む超能力者の子供が家族になる話。

今度結構お金かけてアニメになる作品の原作。お金をかけられる=業界の方が多面的に評価しているではあると思いますし、実際面白いです。ただ具体的にどこがと言われると、正直、それはまだ分からないです。漫画は一山超えていますし、アニメもそこまででしょうが、その時点ではこの漫画のイントロでしかないと思います。

タイトルにファミリーとありますし、家族をテーマに話が大きく動くまでは、キャラ設定とその組み合わせが醸す面白さを楽しむ感じだと思います。

 

・後ろの正面カムイさん

女性の幽霊を過激な方法で除霊する霊媒師の話。

Twitterの広告で若干気になったシリーズ。まあ予想も何もという感じですが、除霊方法が一発キメるという事で、完全な娯楽漫画です。勿論、ギリギリセウトな描写しかありません。今の所は。

 

以上が最近見たアニメと漫画の感想です。最後に途中で読むのやめたアニメや漫画の話ちょっと書きます。あと好きな話とそうでないものの傾向とかも。

 

最後に

☆途中までしか見れなかったアニメ

・僕達のリメイク

サラリーマンで人生進めた元クリエイター志望が過去に戻って芸大通う話。

ブルーピリオドをVTuber経由で知った自分としては、同じくVTuber他多方面で活躍される木緒なち先生のこの作品は興味ありだったのですが、おじさんが観るには都合が良すぎました。後半結局夢でしたとかでも萎えそうなので実質詰み。

 

・白い砂のアクアトープ

水族館を存続させようと頑張る女の子とその手伝いをする元アイドルの女の子と、その他数名の話。

途中で飽きてしまいました。核心を提示するテンポが遅いのか、内容にも興味が湧きませんでした。カニが苦手な医者の居るクリニックに展示に行く話で見終えました。

 

☆途中までしか見れなかった漫画

古見さんは、コミュ症です。

古見さんというコミュ障の友達作りを手伝う男の話。

そんなコミュ障居ないというのが感想です。いや、じゃあ転生も戦争も無いって話ですが、やはり都合の良さと創作感なんでしょうね。漢字の配慮に今気づきました。わたモテとかの手を替え品を替えで、かぐや様程上手くできなかった版という認識です。

 

江戸前エルフ

江戸の神社に祀られるエルフと巫女の日常の話。江戸時代の豆知識などが出てきて、面白くなくもないようで、何かが足らない感じがします。キャラクターの魅力か。

 

以上が一旦見たけど、一旦止まった作品です。

 

さて、感想をまとめて分かった事ですが、自分は主人公に課題があるかどうかと、主人公に与えられた条件が都合の良いものであり過ぎないかを重視している様です。

この辺の要素がある作品を教えて貰えると助かったり、時間が奪われて助からなかったりすると思います。でも教えて欲しいので、そのら辺はよろしくお願いします。

 

では。