【日々の徒然】大阪行ったやねん!
3/14(木)のできごと
大阪に行ってきた。
仕事で日帰りだ。全く遊べなかった。冷静になってみると、と言うよりも、偶々声優さんがやってたのを聞いたのだが、そういう風に大阪に行くことが分かってるなら前か後に休みを入れて前乗りすれば楽しいはずである。阿呆。
(無論、宿泊代は自腹だが交通費は出る)
まあ、それでも少しは気分転換になった。なにより、会社が自分を育てるという意志を示したのは悪くない心地だ。別に愛社精神はわかないが。そんなことはよいとしよう。
人、どこにでもいるもの
私は三重県の田舎に住んでいるので、大阪に10時となると、当然朝が早かった。
更に都合が悪かったのは、新幹線を利用できないという噂(弊社経理がはねるらしい)。結果、ローカル線を乗り継いで大阪に行くことを強いられたため、私は鉄オタでもない限り乗らなそうな電車に乗ることになった。
皆さんは亀山という駅から、西に向けて電車が出ているのをご存知だろうか?加茂という京都に向かう電車だ。三重県民(特に北部海側の民)ですら、加茂と聞き美濃加茂ですらない時点で、伝説なのではないかと思う人も少なくないだろうが、そんな電車は実在する。因みに、厳密には電車じゃない。だってディーゼルだもの。
そんなヤバい電車の出発駅、亀山ですら大概な田舎で、ローソクが好きな奇特な人以外だと、落ちる所まで落ちたSHARPフリークくらいしか知るところではないのだが、そこから一つ目の駅は関と言い、亀山を遥かに凌駕する田舎だ。いや、生まれてこの方歴史しか勉強したことが無い人がかろうじて関宿として覚えているかもしれない程度、もはやフロンティアだ。
私はそこで驚愕の体験をした。なんと出勤者が乗り込んできたのだ。なんという事だ、生きた人が住んでいるではないか、平成だぞ。もっと便利なとこに住め。
そして驚きに驚いて次の駅、加太、小学校が廃校になったとかで名前を聞いたことがある廃村だ。…否!廃村ではなかった。また人が乗ってきたのだ。
私はこの時点で悟る。「研修への派遣目的は、本当はこっちだったのだ。」と。故に!レポートにも記載すべきかと考えていた。まあ、そんなことはしなかったが。
電車はさらに進むと柘植(つげ)(たくしょくでゎない)に着く。ツッコミどころは勿論読みだった。なんだその引っ掛けは!単純に難しいよりもタチが悪い。駅舎には忍者が描かれていた。さすが忍者、汚い。
ここで大都会草津に向けて電車を乗り換えた。まだまだ田舎は続くのだが、話はここで終えよう。何故ならばキリがないからだ。
この記事で何が言いたいか?と聞かれると、人はどこにでもいるという事だ。
無論、当たり前のことでもある。
だが有名人として成功している人も、総数を数えればそれなりの数になり、SNSによる距離感の縮小で、何となく手が届きそうな気がする様になった昨今の私達が失念しがちな事実でもなかろうか。
YouTuberくらいならなれるんじゃないかと犯罪まがいのことをして大炎上する輩がしばしばいるのは、その証左と言えよう。
私達は忘れてはいけない。こんなところに日本人!は、日本にもあるということを。その上で名を上げたいなら何万分の一を目指さなければならないということを。
平凡って当然。そんな現実と向き合った大阪出張でした。
ああ〜自己顕示欲〜!!