厨二病日記

取り敢えず患った不治の病が厨二病でよかった Twitterは @Pott0N_mush

【雑記】落城3日

薬物こわいこわいだね

(書いてる途中に、ですますとだであるが変わったけど気にしないでね)

今日は朝からピエール瀧が捕まったとかですごく盛り上がっている。

 

多分、結構耳にしたり、顔を見たりもしてるのだろうけど、声優ラジオを聴きながらお絵描きしたり、ソシャゲしたり時にブログを書いたりしていると(あとそれなりにサラリーマンしてます。)そんなに親しみが強いわけでもありません。

 

そんな私が薬物依存と聞くと、思い出すのは某プロ野球選手です。

 

彼以上の伝説など松坂大輔くらいなのではないか?と思うほどの栄光を甲子園で手にし、プロ野球の世界ではプレッシャー等もあったでしょうが、525本ものホームランを打った指折りの選手となったあのお方です。

 

例えば、甲子園に行くという目標さえ叶えられなかった球児、プロに入る才能はあってもそこで輝けない(極端な例ではメジャーの練習に中学生で呼ばれた選手が1軍出場0などありますね。)選手がいる訳ですが、そういった過酷な「選定作業」の先で表舞台に選ばれた者が薬物一つで信用を失った様は、衝撃でした。

 

ミュージシャンもプロ野球選手も、なりたくてなれない人の多い仕事だ。サラリーマン(あくまで一部)のような、食うためにやりたくない事の引き受け手をするタイプの仕事ではない。その役割に落ち着くことは、社会的に見ると幸運であると言える。無論、その道特有の妬みや、素人の批判的な意見にストレスを感じてしまうこともあるだろうが、プロになる、なれないの境目で「才能」という言葉が頻繁に用いられることからも、「選ばれている」ことは否定出来ないだろう。

 

だからこそ私は驚く。そんな特別に「選ばれた」人にもかかわらず。自分でそれを放棄するわけだから。「薬物」がもたらす快楽と依存性は恐ろしいものなのだろうが、実績を見る日本人の習性に従うと、それを捨てる程のものなのかと、疑問符は絶えない。

 

ただ今回、どんなに「選ばれた」業績を残す人でも、結局は人だということだけは確かに学ばされた。栄光の中にいる人も最後は「選ばれなかった」人の支えによって生活していたということだ。

 

まあ人の世は、平家だって滅ぼした。諸行無常ということなんだろう。

 

選ばれなかった人の方が案外、無常からは遠いのかもしれない。

 

それはそれで、退屈なのが皮肉だが。

 

それでは