【雑記】時は金なり
激昂の嵐~Rage storm~
短気は損気。それはまさにその通りです。
怒りは冷静な判断力の妨げとなり、人を過ちへと導きます。
しかしながらとても残念なことに、私は気が短いです。
ただ、言い訳をしますと「極端に沸点の低いポイントが幾つかある」と言った方が正確でしょうか。例えば、意外に思われるかもしれませんが、仕事に関わることでは結構気が長いです。(関心が無いですし、自分としては死んでいますから何も思いません。)他にも、ちょっとの失礼や、昔気質な意味不明マナー等を破られたから激怒すると言ったことはありません。
では何に怒るの?という話ですが、恥ずかしい話が「帰りがけに閉めたロッカーの鍵を抜き忘れ、取りに戻ったこと」に激怒しました。(ロッカーの鍵は忘れ物対策で車の鍵と合わせてあります。)実はこれ、この記事を書こうと思ったきっかけでもあります。
それはもう憤怒でした。何故手元にない!?と怒り散らし、「それはルール違反」「もっと世界は俺に忖度しろ」「車が動きゃいいだろうが」「何一つ俺は悪くないんだから世界が思い通りに動くべき」などと高速で小さく独りごちながら取りに戻りました。
これはかなり気が短く思えます。それというよりもクレイジーです。冷静になるとみっともなかったなと感じるのですが、完全に頭に血が登っていたのでしょう。些細なことで一気に怒りが爆発するその様故に私は気が短いと先述したのです。
さて、そうは言っても「時は金なり」。或いはただの言い訳かもしれませんが、私にだって言い分があります。この怒りの大元を辿り分析しながら、それを記していきたいと思います。
私のプライベートは53億です
フリーザ様もびっくり、1000倍も盛ってしまいました。しかしながら、私の怒りが爆発する理由はこの言葉が原因です。
先程、私は鍵を閉め忘れて取りに戻ることに激怒したと言いました。しかし、似たようなケースでも怒らない可能性があります。例えば以下のような状況です。
・出社時にスマホを車に置き忘れ取りに戻った
・無駄な時間は五分ほど生じた
・しかし、仕事にはラジオ体操中に間に合い、定時出社は成された。(本来ラジオ体操前には、と言われているが日本人特有の暗黙ルールである。)
忘れ物により無駄な時間が生じています。鍵のケースと殆ど同じです。では何故、このケースでは怒りが爆発しないのでしょう?
答えは簡単。忘れてなくても、失った時間を有意義(個人的に楽しく創造的と思えるようなもの)に使えなかった可能性が高いからです。
具体的に説明します。まず、仮に私がスマホを忘れず持っていても、流石に朝は会社パソコンの立ち上げをしていたと考えられます。メールソフトが立ち上がった位でラジオ体操の流れもあってそのまま始業です。何かプライベート然とした事など、どの道出来ません。
スマホを持っていない状態が長引くのは休憩時間をロスするので損失があります。
唯一の裏目が取りに戻って遅刻ですが、今回は間に合ったことを想定としています。
つまり、「どの道会社のために使っているハナからドブに捨てたような時間」に少し無駄な手間が増えただけなので問題ありません。
そう、敢えて「忘れ物をして時間をむだにする」の部分を強調しましたが、真に重要なのは「帰りがけ」のたった五文字なのです。
帰りがけとなると私が失うのは全て「無限の価値を生み出すかもしれない尊いプライベートタイム」です。つまり、53億。
対して、出社時のケースは遅刻もしていませんし退社時間にも影響がありませんから、実質0円なのです。
であれば怒るのは然りと言えましょう。圧倒的経済損失です。
もう全く許せません。世界が悪い。一切私は悪くない。鍵よ今すぐ足を生やしてこちらへ来い。金曜日から月曜日の朝は無限のかちがあるんだよボケ。
…少し荒れてしまいましたが、このように私は驚くほど短気です。自分の時間を脅かす行為であればですが。とかくそうなれば自分の責任でも世の中に文句を言い出すほどの短気なのです。
でも仕方なくないですか?だってプライベートはプライスレスなんだもの。
最後に
一言弊社へ
「駐車場が遠くなったら仕事に関わる時間が増えてるので手当出してください。」
こちらからは以上です。